実印にする印鑑を作る時のポイントとは

実印は、捺印によって本人の意思を証明し、法的な権利や義務を発生させる印鑑です。そのため、唯一無二のものである必要があります。

 

つまり、この世に同じものが2つ以上あってはならず、きちんと他人のものと識別できなければなりません。

 

大量に出回っている印鑑は絶対にダメ!

自治体に登録できるということだけを条件にするのであれば、同じものが大量に出回っている百円ショップの三文判でも登録できるわけですが、実印とするには危険が大きすぎるということは容易に想像できるでしょう。

 

実印は偽造が困難な手彫りがおすすめ

機会彫りは安いが危険

実印を作るのであれば、可能な限り偽造されにくいものを選ぶようにしましょう。文字をコンピューターソフトのフォントから作成し、仕上げまで機械で行う機械彫りの実印は、早く安く作ることができますが、精密な機械を使えば使うほど同じものがいくつもできてしまう危険性が高くなります。

 

仕上げだけでも手彫りで作る

その点、版下に職人の手書き文字を使い、一本一本手彫りした印鑑であれば、同じものが作られる心配はありません。しかし、完全手彫りの印鑑はかなり高価ですから、予算面で無理があるということであれば、せめて仕上げを職人が一本一本手で行う手仕上げの印鑑を使用するようにしましょう。

 

実印は偽造されにくい書体を選ぶ

オススメは篆書体や印相体などの偽造しにくい複雑な書体

実印は偽造を防がなければなりませんから、簡単には真似できない書体を選んで作るとよいでしょう。楷書体はパソコンからも取り込みやすく、偽造の危険性が高まります。実印に使うのは避けた方が無難です。実印には篆書体や印相体など、偽造しにくい複雑な書体がおすすめです。

 

実印は登録できなければ意味がない

事前に自治体へ確認しておく

どんなに立派な印鑑を作成しても、実印として市町村役場に登録することができなければ意味がありません。自治体によって登録できるサイズの要件が異なったり、フルネームの印鑑は登録できないという自治体もあったりします。ですから、実印を作成する前には、登録できる印鑑の条件を自治体に確認しておいた方がよいでしょう。

 

文字が細く、印面がわかりにくいものは登録されないのが普通ですから、画数の多い字を含む人は印面を小さくし過ぎないようにすることも重要です。